2017/05/18

ボールペンの進化

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From:桜井啓太
恵比寿のオフィスより

ちょっと古いんですが、この記事。

消耗品から「高級実用品」へ ボールペン、進化の秘密|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
 新しいシーズンがスタートする4月は、仕事道具を見直す絶好のタイミング。現在、仕事でどんな筆記具を使っているだろうか。書きやすさを重視して、プラスチック軸のボ...

これまでのボールペン用途って、大きく2つあったと思います。

1つは「実用品」として。日頃大量に文字を書くような人なら、書き味は大切です。余計なストレスを感じたくはありませんから。それに「安さ」も大切でしょう。たくさん使うのならコストもバカになりません。

一方で、「高級感」というものも重視されてきました。営業さんなら分かると思いますが、客先に出るときに安っぽいボールペンなのはちょっと嫌ですよね。「見栄を張れる」「こいつデキる」と思われるようなボールペンを持ちたいものです。

しかし高級ペンは、どうしても書き味が悪いです。というか高級というと万年筆しかありませんでしたが、万年筆で書き味が良いなんてことはなかったじゃないですか。

このように、ボールペンを使う人の心理は大きく分けて2つ。それぞれに向けた用途のボールペンが販売されてきました。

しかしながら、消費量のほとんどは「安い方」のペンですよね。そうすると、どうしても単価が上がりにくい状況になってしまいます。

どうにかして「普段使い」と「高級路線」を両立する方法はないか…。そう考えたペン業界が、ココ数年でどんどん新商品を投入してきました。それがジェットストリームや、サラサグランド、エナージェルフィログラティといったブランドです。

価格もそこまで高くありません。私が持っている写真のペンは、ジェットストリームの4色ノック式。価格は1000円です。というか、いつもこれ1本しか使いません。書き味が抜群でかすれることが一切ありません。それでいて安っぽさもありませんよね。

「見栄」と「使用ストレス減」。これらを両立することで、ボールペンの単価を上げることに成功しました。

もしあなたが高級ギフト寄りの商品を扱っているのなら…。その商品はなかなか普段使いがされないと思います。だとすれば、「どうしたら日常的に使ってもらえるか」を考えると良いでしょう。

そしてもしあなたが日用品寄りの商品を扱っているのなら…。どうしたらあなたの商品に「お金をかけてもいい」と思われるのかを考えてみると良いです。

これらは、「用途」に着目した戦略です。この用途を提案することができるのがマーケターです。

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コメント

  1. rumi tanino より:

    桜井様

    なかなか書き味のいいボールペンに出会えなくて、ちょっとストレスになります。
    毎日使うものはストレスフリーがいいです。

    でも万年筆(カートリッジ式)でお気に入りがあるのですが、頂いたもので非売品かもしれません。

    桜井様は左利きですか?写真のペンの向きが気になります。

    1. 桜井 啓太 より:

      taninoさん
      コメントありがとうございます。写真は適当なので向きは関係ないですよ。ちなみに右利きです。

      毎日使うものはストレスフリーがいい、ということですが、他にどんな製品でそう思いますか?

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