2017/04/15

【警告】割引セールが犯罪に!?

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From:桜井啓太
恵比寿のオフィスより

私たちのようにビジネスをやっている人は、法律の専門家ではありません。ですが、詳しく知っておかなければならない法律もあります。

その中の1つが、景品表示法です。

アディーレの不適切業務めぐる「処分」の重み | 災害・事件・裁判
「過払い金の返還。あなたも対象かもしれません。着手金無料! 成功報酬制! お電話ください」テレビを…

↑こんなニュースがありました。アディーレ法律事務所と言えば、広告をバンバン出していて有名なところです。

調べてみると、去年2月16日に消費者庁から「措置命令」を受けていたんですね。弁護士会の方での審議がはじまったとかで、最近もニュースになっているようです。

アディーレさんがやってしまったのが、着手金無料というキャンペーンを「期間限定」と表記していたこと。1ヶ月限定と言いつつ、実際には5年ほどこのキャンペーンをやっていたということです。

これが景表法に抵触したようです。「期間限定」と言ったのならば、それをきちんと守りなさいということですね。「ずっと閉店セール」をやっているお店みたいなものだと、言っている人がネット上でいました。確かにそうですね。

これ、中小ビジネスではついついやってしまいがちなことだと思うんです。マーケティングの常識として、「締切は必須」ということがあります。人が動くのは締切があるからですよね。いくら「無料」と謳ったとしても、締切がなければ「まあ必要になったときでいいか」と思ってしまいます。

「締切は人間が生み出した最大の発明」とはよく言ったものです。

これまでは単純に「●●まで!」という期限を入れていればよかったのかもしれません。で、締切が過ぎたらまた別の日にちを設定する、と。でもアディーレさんの事例から分かるように、それはもはや法律によって封じられてしまっています。

もちろん、中小企業が地域限定で出したせいぜい何万枚かのチラシにまで消費者庁が注意をしてくるかというと、それは分かりません。官庁も人手の限界がありますから、目立っていたアディーレさんが標的になっただけかもしれません。でも、だからといって気にしないわけにもいきません。

それでは、マーケティングをやっても売上を伸ばすことはできなくなるのでしょうか?

逆です。

こういう状況だからこそ、マーケターとしての腕が試されるのです。

単純に締切を設定するだけではもちろんダメです。変な言い方になりますが、「いかに締切を設定する理由を生み出すか」ということが求められてくるのです。

クリスマスなどの季節性のあるイベントに絡ませたり、会社の周年記念に結びつけたり…。そういう「きっかけとして説得力のある理由」を考え出していけばいいのです。

この先景表法や薬事法など、広告に関わる法律はどんどん厳しくなっていくでしょう。だからこそ、いろいろ考えながらビジネスをやっていきたいですね。

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